2011年5月5日木曜日

4人目

もっと多くの被害者が~と、前のエントリで書いたんだが、言ってるそばから、残念ながら、4人目が出てしまった。

 焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」を運営する「フーズ・フォーラス社」(金沢市)の勘坂康弘社長は5日午後、同チェーンの集団食中毒で4人目の死者が出たことを受け、同社の駐車場で記者会見し、「亡くなられた方、遺族の方には心よりおわび申し上げます。治療中の方を含め、出来得る限りのことをさせていただきます」と謝罪した。(5月5日 読売新聞より引用)

激安の弊害、衛生管理の問題、えびすには多くの問題が確認されていて、再起不能じゃないかと書いたんだが、同社の店じまい倒産(予想)にとどまらず、食肉業界、農政にも大きな影響をおよぼすことは間違いないだろうな。

生食用は「法律上」国内には存在しないという。にも関わらず、ほとんどの焼肉店で「事実上」生食のユッケがメニューにのぼっている現実。暗黙で許してきたのはどこの誰なのか?誰が責任とるのか?

一見、話しが飛ぶようだが、震災によって、安全性に問題のあった原発が明らかになってきた昨今、日本の原発神話が、いかに行き当たりばったりだったか明らかになってきた。大丈夫・・・「だろう」・・・と。。それと食肉の件は、問題の病巣というか、体質はよく似ているようにも思う。

どちらも、裏で動いているのは、ワタクシのような素人市民には想像もできない、つっこむことも許されない大きな利権、業界がきっとそこにはあるんだろう。

でも、誰かがそこに切りこまねば、第二第三の東電やえびすが生まれやすい土壌は改善しにくいのだろうな、と思う。

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